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【留学情報】宇宙航空研究開発機構(JAXA)×株式会社Synspectiveの他社留学

9月から半年間の留学を開始したJAXAの星野さん。所属企業では、ソリューション開発部に所属しています。JAXAの共創活動の一つの制度(越境プログラム)の一環として、他社留学サービスを活用していただいており、現在、週1回の他社留学にチャレンジ中です。

(写真右:JAXA星野さん)

■送り手企業: 宇宙航空研究開発機構(JAXA)
■留学目的:  民間企業の事業プロセスを理解し、新たなプロジェクトの共創を目指す
■留学先:  株式会社Synspective  https://synspective.com/jp
衛星データを利用したソリューションサービス、および小型合成開口レーダ衛星の開発と運用
■プロジェクト:JAXAとの共創にもつながるビジネスの新規営業および衛星立ち上げに向けたPR活動のサポート
■留学期間: 2020年9月~2021年2月 週1回6ケ月間

関連記事:「なぜJAXAは越境学習を行うのか」2020年9月30日オンライン勉強会 開催レポート     http://nanasan.essence.ne.jp/release/2822.html


〇活動内容
新規事業の営業開拓、特にファーストコンタクトを担当。またJAXAの進めているビジネスとの連携も行っています。その他、独自衛星の打ち上げに関するPR担当のサポートも行っており、得意領域を活かし活動中です。

〇留学開始から2ヶ月を振り返って
留学当初は組織の違いに戸惑いはあったものの、徐々に慣れ始めたそうです。留学先におけるスピード感や事業ミッションに対する想いの強さ、組織の統一感はとても魅力的に感じており、とても刺激があり充実した時間を過ごしています。学びが多い一方、自分自身が参加することで留学先に対して、まだまだ価値を提供できないとも感じています。

6か月間というタイムリミットがある中で、営業としてどこまで責任を持って進めていくのか悩ましい部分もあります。これから終了までの間にこれらの問題をどう乗り越えていくのか、伴走者のサポートも受けながら、試行錯誤を続けていくことになりそうです。

〇今後について
留学先の組織としての良い部分を所属企業に持ち返り、変化の風を起こしていきたいとお考えです。また、ビジネス共業、共創の可能性を探り、最終的にはJAXA内で宇宙リソースを使った新規事業を立ち上げたいと考えているそうです。


留学期間は6ヶ月。内省を深めながら、どんなふうに成長していくのか。星野さんのこれからがとても楽しみです!