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【留学中インタビュー】京王電鉄株式会社×株式会社ガイアックスの他社留学

京王電鉄株式会社で新規事業、デジタル推進に関わる中嶋さん。10月から3ヶ月間、フルタイムの留学を開始しました。どんなことを感じながら最初の1ヶ月を過ごしてきたのか、インタビューを行いました。

留学したからこそ見えてきた景色があったという1ヶ月。さて、その内容とは・・・?

(写真) 京王電鉄株式会社 中嶋さん

■送り手企業: 京王電鉄株式会社
■留学目的: 大企業とスタートアップの協業検討、インキュベーションの組織づくり・仕方を学ぶ
■留学先:株式会社ガイアックス
ソーシャルメディアサービス事業、シェアリングエコノミー事業、インキュベーション事業
■プロジェクト:デジタルな新規サービスの検討・プロダクト開発、新規の企画検討
■留学期間:2020年10月~2021年1月

「36歳で社会人インターン?京王電鉄社員がガイアックススタートアップスタジオにやってきた」
ガイアックスのブログに中嶋さんご本人が留学後1週間で感じたことを投稿しています!
https://www.gaiax.co.jp/blog/startupstudio-internship-from-keio-corporation/


― 最初の1ヶ月はいかがでしたか?

中嶋さん(以下、中嶋) この1ヶ月で新規事業の作り方や投資の考え方などは感じることができたと思います。まだ投資判断・事業の作り方のポイントが明確にわかったわけではないのですが、少なくとも来る前にはわからなかったことが徐々にわかってはきているかなと思います。ただ、ガイアックスでのやり方を所属企業でそのままやるとしたら違うのかもな、という感じもしています。学んでいることに意味がないということではなくて、企業の特性に応じた工夫が必要だし、取り入れ方を検討する必要があると思っています。

留学前は、スタートアップとの協業・投資などができたらと考えていましたが、ガイアックスに来てみてからはスタートアップの投資じゃなくてもいいのかな、と思うようになってきました。当社でいうと、投資でいえばスモールビジネスの方が向いているのかもしれない、など他の選択肢も考えるようになってきました。

― 留学前に考えていたことが実際に留学してみたことで変わってきたということですか?

中嶋 先週、留学先の方とも話していたのですが、ガイアックスでは「社会課題を解決する」というミッションから「スタートアップ」を生み出す・投資するという選択をしている部分があると感じています。一方、当社は社会課題を解決する部分がない訳ではないですが、沿線なり地域なりという視点が強くなるように思っていて、その場合、投資という観点では、「スタートアップ」ではないのかもと思い出しました。一方で、留学先の方からは、社会課題を解決するという視点で鉄道会社を見てもいいんじゃないというアドバイスをもらって確かになと思って考えを整理しているところです。ちなみに、協業という観点では「スタートアップ」と一緒にやっていきたいなという思いは変わらずで、目的などによってやりようは変わるかなと思います。

― 所属企業に合わせた方法を探っていきたいということですね?

中嶋 まだよくわからない部分も多いので、知り合いのVCやCVCなどにも話を聞きながら、より学びを深めているところです。まだ1ヶ月経ったところなので、今後進めていく中で考えが変わって、3ヶ月後には今とは違う考えに変わるかもしれませんね。

― ガイアックスはイベントも多く開催していると聞いていますが、所属企業と何か違いを感じることはありましたか?

中嶋 留学先でインターンの企画を任せてもらって、先日リリースさせることができました。これもイベントに近い部分はあり、所属企業でも、直近はイベントを担当させてもらうこともあったので、そんなに違いがあるという感じではありませんでした。もちろん、客層やテーマなどに違いはありますが、目的や運営方法などは近い印象がありました。

― お話を伺っていて、中嶋さんはとても楽しそうですね。

中嶋 そうですね、とても楽しいです。学ぶことが非常に多いですし、留学先の働き方も面白いなと感じています。一方で、まだまだ貢献できていないと感じているので、もっと貢献できるように頑張っていきたいと思っています!


留学期間は3ヶ月。この先、どんな形で留学先へ貢献をして、どんな学びを得て所属企業へ持ち返るのか。中嶋さんの活動・成長がとても楽しみですね!